1.校訓
2.校歌
校歌の解説 元那覇高等学校国語科教諭 山田義二 |
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校歌の一番では、学校のことではなく、戦争と戦後の沖縄のありさまがうたわれている。 鉄の暴風といわれた戦禍によって、沖縄の歴史も風土もすべて変わり果てて灰燼に帰してしまった。 戦争の爪あと以外の何ものもここにはない、ただ荒れ果てたわが郷土があるだけだ。 |
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二番では、終戦直後の沖縄の様子と、新しい沖縄の出発がうたわれている。 新しい時代に武器はいらない、戦争のない、新しい平和な沖縄がやってきた。大地にはまだ何もないが、平和であればこそ、新しい生命が芽吹く春を迎えたようであり、新しい時代が始まろうとしているのである。 |
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三番では、戦後沖縄の復興とそれを担う若者が登場する。何もない中から校舎建築の作業に携わり学校の復興を手掛ける。そして、作業に携わりながら友情を培った若い力は沖縄復興の理想に燃える。 |
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四番の歌詞になって、やっと「那覇高校」という校名が登場し、内容も普 通の校歌の内容となる。那覇高校生として何をするのか、どのような生徒になるのか。三番までの歌詞の内容に鑑みるに、那覇高校生というものは、互いに励ま しあいながら学問を積み、沖縄復興の理想を実現するために励んでいるのだと言えよう。 |
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五番では、目を世界に転じている.小さな沖縄ではあるが、その心意気は世界に轟くという。 |
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