校 長 あ い さ つ
令和7年4月に、第30代校長として赴任しました眞榮田義光と申します。創立115年の輝かしい伝統と歴史を誇る我が母校の校長として赴任したことに、身の引き締まる思いであり責任の重さを実感しております。どうぞよろしくお願いいたします。校長としては3校目、本校38期生です。初代校長真栄田義見先生は遠い親戚にあたると聞かされております。学生時代、教育実習で教壇に立って以来、退職までに一度は母校で勤務をしたいという願いがありましたが、その希望が叶えられてうれしく思っております。
さて、本校は旧制二中時代を含め、創立115年目を迎える県内屈指の伝統校です。これまでも校訓『和衷協同・積極進取』の下、先達の築いた伝統を礎に文武両道を実践し、これからの時代に求められる幅広い知識・技能と豊かな人間性を備えた人材を育成する、という教育目標を掲げ、県内外はもとより国外においても政治、経済、社会及び文化等の各界でご活躍された多くの人材を輩出してきました。
これからも、本校のスクール・ミッション「地域の拠点校として、地域の教育資源を活用した教育活動を通じて、地域の未来を創造する意欲を持った生徒の育成」「多様化する社会に対応し、主体的に考え・判断し、課題解決を図ることのできる生徒の育成」という目指す学校像の実現のために、さらには本校の生徒を立派な社会人として活躍できる人材に育成することを目指し、すべての教職員が心を一つにし、生徒一人ひとりの個性や能力を十二分に伸ばせるよう、きめ細かく、粘り強く指導していく所存であります。
このような教育活動の中で、今春卒業した第78期生の主な進路は、国公立大学に琉球大学122名、県立芸大6名、県立看護大7名、名桜大13名の県内148名、東京学芸大学、横浜国立大学など県外48名の計196名が合格しており、卒業生2名に1名が国公立大学へ合格しております。また私立大学は延べ県内126名、県外116名が合格するなど実績を残しております。詳細は、「卒業生進路状況」をご覧ください。
今後とも、教職員が協力・協働を実践し、保護者・同窓会・関係団体及び地域の連携・協力の下、次代を担う生徒の充実した学校生活と希望する進路の実現に向けた取り組みを実践して参りますので、尚一層のご支援を賜りますようお願い申し上げまして、あいさつといたします。
校長 眞榮田 義光